php.ini の設定により動作が変化します。
名前 | デフォルト | 変更可能 | 変更履歴 |
---|---|---|---|
yaf.library | its PHP_INI_ALL value | ||
yaf.action_prefer | 0 | its PHP_INI_ALL value | |
yaf.lowcase_path | 0 | its PHP_INI_ALL value | |
yaf.use_spl_autoload | 0 | its PHP_INI_ALL value | |
yaf.forward_limit | 5 | its PHP_INI_ALL value | |
yaf.name_suffix | 1 | its PHP_INI_ALL value | |
yaf.name_separator | its PHP_INI_ALL value | ||
yaf.cache_config | 0 | its PHP_INI_SYS value | |
yaf.st_compatible | 0 | its PHP_INI_ALL value | |
yaf.environ | product | its PHP_INI_ALL value | |
yaf.use_namespace | 0 | its PHP_INI_ALL value |
以下に設定ディレクティブに関する 簡単な説明を示します。
yaf.library
string
グローバルライブラリパス。Yaf_loader は グローバルライブラリをこのディレクトリから探します。
yaf.action_prefer
integer
PATH_INFO の要素がひとつだけだった場合に、 それをコントローラとみなすかアクションとみなすか。
この設定を On にすると、アクション名とみなします。
yaf.lowcase_path
integer
クラスのオートロード時に、すべてのパスを小文字にするかどうか。
yaf.use_spl_autoload
integer
この値を On にすると、Yaf_Loader がクラスを見つけられなかったときに FALSE を返し、 その他のオートロード関数を呼べるようにします。
この値が Off (デフォルト) の場合、 Yaf_Loader::autoload() は常に TRUE を返します。
yaf.forward_limit
integer
最大の転送回数で、デフォルトは 5。 つまり、最大で 5 件まで転送スタックに積めるということです。
これは、 Yaf_Controller_Abstract::forward() の再帰を防ぐための保護です。
yaf.name_suffix
integer
これを On にすると、Yaf_Loader はクラスのサフィックスを見て MVC クラスかどうかを判断します。
これが Off の場合は、Yaf_Loader はクラス名のプレフィックスを見ます。
yaf.name_separator
string
空の値以外を指定すると、Yaf_Loader はクラスのサフィックスを この文字列で判断します。
たとえば、この値を "_" にすると、Yaf_Loader は Index_Controller をコントローラクラスとみなし、IndexController は通常のクラスとみなします。
yaf.cache_config
integer
これを On にしているときに ini ファイルを Yaf_Application() のパラメータに使うと、ini ファイルのコンパイル結果を PHP プロセスにキャッシュします。
注意:
Yaf は ini ファイルの最終更新時刻を調べ、 前回のコンパイル以降に変更があった場合は読みなおします。
Yaf は ini ファイルのパスをキャッシュエントリのキーとして使います。 そのため、ini ファイルは絶対パスで指定しておきましょう。 そうしないと、もし複数のアプリケーションが 同じ相対パスに ini ファイルを持っていたときに、衝突が発生します。
yaf.st_compatible
integer
yaf.environ
string
デフォルト値は "product" で、Yaf が ini ファイルのどのセクションを読み込むのかを指定します。
つまり、もしこの値が "product" なら、Yaf は ini ファイルの "product" セクションを読んで Yaf_Application の最終設定をします。ini ファイルは Yaf_Application への最初の引数で指定します。
yaf.use_namespace
integer
PHP 5.3 以降でだけ機能します。この値を On にすると、 Yaf のすべてのクラスが名前空間形式になります。
たとえば Yaf_Route_Rewrite は \Yaf\Route\Rewrite に、そして Yaf_Controller_Abstract は \Yaf\Controller_Abstract に なります (Abstract は予約語なので、クラス名としては使えないのです)。