本マニュアルに記載されたPHPのバージョン

このドキュメントはPHP 4およびPHP 5に関する情報と、PHP3からの移行と 互換性に関する注釈が含まれています。異なるバージョンのPHPにおける、動作、引数、 戻り値の違い等についてはマニュアルのノートやインラインテキストに 記述されています。

CVSバージョンのPHPに関するドキュメントを見かけるかもしれません。 これはCVSバージョン管理システム上での最新の開発バージョンにおいて 有効であることを示しています。 あなたがPHP自体の開発者ではなく、またPHPの最新の開発バージョンには 関心が無い場合、"available in CVS"という言い回しのある機能には あなたはアクセスできません。これらの機能は次期安定バージョンのPHP で利用可能になります。CVSバージョンをダウンロードしたい場合、 anonymous CVS access page をご覧ください。

リリースされていないバージョンのPHP(例えばPHP 5.0.0、 最新の安定版は4.3.x)に関するドキュメントに出あうかもしれません。 ほとんどの場合、これはドキュメントのミスではありません。 現在のPHPリリースでは有効ではない説明もしばしば追加されるのです。 それらは将来のバージョンで有効になります。 通常、PHPではメジャーリリースでのみ新しい機能の追加が行われ、 その他のバージョンではバグ修正のみが行われます。 A.B.Cの形式でバージョンは記述され、メジャーリリースではAまたはBが増加、 マイナーリリースではCが増加します。 例えば、最新のリリースがPHP x.0.xである時に、PHP x.1.xで利用可能となる 機能が文書化されることはまれではありません。 また、このマニュアルは過去形ではなく現在形で書かれていることにも注意してください。

しばしばPHPマニュアルでは、PHPディレクティブの"デフォルト値"の一覧が示されます。 これらの値は、php.ini-recommendedではなく、 php.ini-distに基いています。 また、これらの値は、PHPの最新版に基いています。 これらの値と変更の詳細については、 付録:PHPディレクティブを参照してください。